こんにちは!Child Fire基盤作り1年計画の第2回です。
前回、計画の全貌をお話ししました。最短ルートで経済的自立を目指すための最初のステップは、知識やお金の準備ではありません。それは、「時間」を確保することです。
どんなに素晴らしい投資法や節約術を知っていても、それを実践し、継続するための時間がなければ意味がありません。
今回は、誰でもすぐに実践できる「時間確保」の具体的な方法をご紹介します。
まずはやることを確認しましょう
今日の目標:30分早く寝て、30分早く起きる。このうち朝の15分間をFire活動に使う。
今週の目標:毎日この15分を活用しNISA口座開設とクレジットカード作成を行う
「やることを増やす」前に「減らすこと」を考える
私たちは何か新しいことを始めようとするとき、ついつい「これをやらなきゃ」「あれも学ぶ必要がある」と、やることを増やす方向に考えてしまいがちです。
しかし、時間には限りがあります。
Fireを目指す活動(家計簿、投資の勉強、資産のチェックなど)をするためには、まず「別のやることを減らす」か、「置換えて」時間を作ることが圧倒的に重要です。
- 減らす例: 確認項目を決めてSNSチェックする時間を減らす。
チャンネルを絞ってダラダラ動画視聴を減らす。 - 置換える例: 長時間の育成ゲームを短時間の実況動画視聴に置換える。
毎日買い物を週1回のまとめ買いに置換える。
ポイントは生活の満足度を下げないこと。
自分なりにその行動は何のためにやっているかを分解し、満足度に関係ない部分は
削っていくようにしましょう。
※全て否定しているわけではありません。満足度が高いものは残しましょう。
ちなみに、私は下記を減らしたり置換えたりしました。
ゲーム:モンスト、バンドリ、ウマ娘、プロスピなどを辞め
現在は1つの対戦ゲームと1~2種のどうでもいいゲームを入れ替えながらやっています。
※自分の中での分解:「対戦して勝つ」「軽い育成」「新しい刺激」
があれば何でもいい気がしたので思い切って大部分をやめてみました。
1週間も経てばやめて良かったと思えました。
SNS:チェックすることはほぼなくなりました。
※自分の中での分解:「トレンド調査」が大部分の目的のはずなのに
どうでもいいことを調べて時間失うのでやめました。
動画視聴:おすすめをひたすら視聴していましたが、
チャンネルを学習用3~4つ、趣味用3~4つに絞り、
無関係なおすすめはたまに見る程度にしています。
※自分の中での分解:「情報収集」「謎解き」「雑学」のために見ているとわかったので
チャンネルを絞りました。
買い物:不要な買い物も含め週に4~5回していましたが、
買うものを決めて土日にまとめてにしています。
完璧主義は不要!「できそう」なことから取り組む
「目標」と聞くと、いきなり「毎日3時間勉強!」のようにストイックになる方がいます。
それ自体は素晴らしいことなのですが、そこまで必要はありません。むしろ、無理な目標は挫折の原因になります。これからやることは年単位の長丁場ですので無理のない範囲で進めましょう。
すべてを完璧にこなそうとせず、「これならできそう」と思うことから実践してください。
- まずはとにかく毎日15分空き時間を作りましょう
- 目標案:動画視聴を減らす
- 目標案:SNSチェックを減らす
- 目標案:ゲームを減らす
この小さな15分が、1年後には大きな資産を生む習慣の土台になります。
最強の時間泥棒!「スマホ」と距離を置く具体的な行動
現代において、最も時間を奪っている犯人は間違いなく「スマートフォン」でしょう。
「意味のあること」に使っているつもりでも、気がつけば数十分が溶けていた…という経験は誰にでもあるはずです。
ここでは、スマホから時間を取り戻すための具体的な戦略をご紹介します。
1. 遅寝遅起きから早寝早起きへシフト
夜遅くまでスマホやテレビを見て、翌朝ギリギリに起きる「遅寝遅起き」の習慣は、最も生産性の低い時間帯に活動し、最も生産性の高い時間帯を寝て過ごすことになります。
朝の時間こそ「ゴールデンタイム」なのです。誰にも邪魔されず、静かで集中力の高いこの時間をFire活動に充てましょう。
- 実践例: スマホ見てしまう30分を削り早く寝て、30分早く起きる。
このうち朝の15分間をFire活動に使いましょう。
2. スマホでやっていることは意味があるか考える
自分がスマホで何に時間を使っているかを把握し、本当にその行動が自分の人生やChild Fireの目標にとって意味があるかを真剣に考えてみましょう。
- 目的もなく「とりあえず」SNSやニュースサイトのチェック
- 勉強のためにと見始めたのに「ついでに」無関係な動画を見ている
この「とりあえず」や「ついでに」こそが、時間泥棒の正体です。
3. スマホツールを活用する
iPhoneの「スクリーンタイム」やAndroidの「デジタルウェルビーイング」機能を使ってみましょう。
これは、あなたがどのアプリにどれだけ時間を使っているかを可視化してくれます。まずは現実を知ることが第一歩です。
4. 【ストイックな人向け】最強の対策:アプリの削除
時間確保に最も効果的なのが、アプリをスマホから削除することです。
- SNS、ゲーム、ニュースアプリなど、つい見てしまうアプリは思い切って削除し、そもそも見られないようにしましょう。
スマホの画面を立ち上げた瞬間に「何もやることがない」状態にすることで、自然とスマホに触れる時間が減り、Fire活動のための時間が生まれてきます。
投資のための準備!NISA口座開設と投資用クレジットカード作成
確保できた時間で早速ChildFireの基盤作りを進めましょう。
このChild Fireには資産運用が不可欠です。
今後投資の説明をする予定ですが、いざ投資しようとしても口座がないとできません。
今回作成する口座はNISA口座という証券口座です。一度は耳にしたことがある方も多いと思いますが、今は通常の口座よりもお得に利益を得られる口座ぐらいに思っておいてください。
NISA口座開設は通常の証券口座とは違い税務署の審査も必要となり1~2週間程度かかります。
早めに作成していつでも投資できる状態にしましょう。
1. ハピタス経由で証券口座を開設する
口座開設を始める前に、ぜひやっていただきたいのが「ハピタス」の活用です。
ハピタスとは、サイト経由で買い物やサービス登録をするとポイントが貯まる、いわゆる「ポイントサイト」です。※他にもポイントサイトはいくつかありますが、ここで迷っても大差ないため紹介は1つに絞りました。
実は、このハピタスを経由して証券口座を開設すると、数千円~1万円以上のポイントがもらえることがあります。このポイントは現金や電子マネーに交換できるため、実質的な「軍資金」として活用できます。
口座開設はポイントサイトを経由するだけでお得になるので、絶対に活用しない手はありません!
下記から登録できます。
2. NISA口座を開設する証券口座を選ぶ
証券会社もたくさんありますが、Fireを目指す個人投資家にとって、手数料が安く、商品ラインナップも豊富なネット証券が断然おすすめです。
中でも、以下の2社を推奨します。
- SBI証券
- 楽天証券
どちらも業界トップクラスのサービスを提供しており、甲乙つけがたいですが、あなたのライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
近くにウエルシアがある人は「SBI証券」がおすすめ!
SBI証券は、Vポイントとの連携が強いのが特徴です。
- 投資信託の保有でVポイントが貯まる
- 貯まったVポイントでお得に買い物ができる
Vポイントは「ウエル活(ウエルシア薬局のお客様感謝デー)」で1.5倍の価値で利用できます。ウエルシアで買い物できる方は、SBI証券で投資をしながら賢く生活費を節約できるため、非常におすすめです。
楽天市場ネットショッピングをよく利用する人は「楽天証券」がおすすめ!
楽天証券は、その名の通り楽天経済圏との連携が非常に強いのが特徴です。
- 投資信託の保有で楽天ポイントが貯まる
- 楽天市場での買い物でポイント倍率がアップ(SPU)
普段から楽天市場や楽天カードなどを利用している方は、楽天証券を選ぶことで、ポイントの相乗効果でFire達成までの道のりを加速させることができます。
3. 証券会社が決まったら口座開設
ハピタスにログインし対象の証券会社を検索
達成条件を確認して「ポイントを貯める」から各証券会社のページに遷移
NISA口座を開設する
細かい登録方法などはYoutubeなどに先人の方々がわかりやすくまとめてくれていますのでここでは説明しません。
4. さらなるお得追及。投資用クレジットカードの作成を検討
証券口座を開設したら、次にやっておきたいのが「投資用クレジットカードの作成」です。
クレジットカードから投資信託を積み立てることで、決済金額に応じたポイントが貯まるという仕組みがあります。こちらもカード会社の審査があるので自分に合ったカード早めに作ってしまいましょう。※通常かゴールドかどちらか一方しか作れません。後で変更もできますが、ハピタスの恩恵は初回に作成した側しか受け取れない可能性が高いです。
例によってこちらもハピタス経由で作成するとポイントをもらえる可能性があります。
- SBI証券: 「三井住友カード」でのクレカ積立(Vポイントが貯まる)
- 通常カード(積立以外の年間10万円以上で0.5%還元)
- ゴールドカード(積立以外の年間10万円以上で0.75%還元
積立以外の年間100万円以上で1%還元
年会費5500円は積立以外の年間100万円利用で永年無料になります
- 楽天証券: 「楽天カード」でのクレカ積立(楽天ポイントが貯まる)
- 通常カード(0.5%還元)
- ゴールドカード(0.75%還元。年会費2200円)
ただし、どちらも特定の投資信託購入の場合は1%還元
どちらも、毎月10万円までの積み立てに対してポイントが付与されます。クレジットカード払いなので、自動的に投資が実行される点も、Fireを継続する上で大きなメリットです。
5. 作成するクレジットカードが決まったら国際ブランドを選ぶ
どのクレジットカードを作成するか決まったら国際ブランドを選択します。
私がよく利用しているのは下記の2つです。※2025/10月時点での私のおすすめはVISAです。
- VISA: 最近タッチ決済のキャンペーンが多い。私がよく利用するキャンペーンはこちら
- 三井住友限定:スマホのタッチ決済で対象店舗にて7~20%還元
ガスト、マクドナルド、セブンイレブンなど - 大阪限定 :不定期で開催されるVISA割キャンペーンで30%還元されることも
地域や店舗が限定されますが還元率が半端ないです。
別キャンペーンとの二重取りで50%還元になることもありました
2025/10現在で第7弾まで開催されています。
- 三井住友限定:スマホのタッチ決済で対象店舗にて7~20%還元
- MASTER:MASTERにしかできないことがあるので作成しています。
私がよく利用するシーンはこちら- 一部カードで修行をする際に裏技が使いやすい
- JALpayへのチャージ:手数料が無料。→還元率の改悪により今後必要性は薄くなるかも
- コストコ:コストコで唯一使える国際ブランド
どちらも世界トップクラスのシェアを誇ります。普段使いの観点では、国内・海外ともに多くの場所で利用できるため、大きな不便を感じることはないかと思います。
6. 作成するクレジットカードが決まったら国際ブランドを選ぶ
ハピタスにログインし対象の証券会社を検索
達成条件を確認して「ポイントを貯める」から各証券会社のページに遷移
NISA口座を開設する
ちなみに私は三井住友ゴールド(NL)+楽天カード(通常)
私は三井住友ゴールド(NL)のMASTERと楽天カード(通常)のVISAを利用しています。
証券口座についてはSBI証券でNISA口座を作成し、三井住友ゴールド(NL)でクレカ積立しています。裏技により年間100万円利用することで毎年積立額の1%還元を受けています。
また、楽天証券でも口座を開設しており、こちらもクレカ積立で1%の還元を受けています。
特定の投資信託購入の場合はどのみち1%還元ですので年会費がない通常カードで積み立てています。
今は呪文のように聞こえるかもしれませんが、本気でついて来ようとされているなら
私と同じ組み合わせでもいいかもしれません。
まとめ
Child Fire基盤作りを成功させるには、まずは時間という資源を確保することから始めましょう。
- 「やること」より「やめること」を優先する。
- 完璧を目指さず、「まずは毎日15分」の小さな時間確保から始める。
- スマホと距離を置き、朝のゴールデンタイムを活用する。
確保した時間を有効活用して早速基盤作りを始めましょう。
- ハピタスに登録
- NISA口座開設(SBI証券または楽天証券)
- 積立用クレジットカード作成(三井住友カードまたは楽天カード。国際ブランドは慎重に)
次回、第3回は、今回確保した時間を有効に使うための「強制スケジュール作成」に入ります。実際に私も行っている方法をご紹介しますので、お楽しみに!

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